税理士試験では青または黒のボールペンでしか回答は認められていませんが、今回は数あるボールペンの中でどのボールペンが税理士試験の解答用紙に記入する上で書きやすいのか、私が独断と偏見でオススメのボールペンを選びましたので、参考していただけると嬉しいです。
ボールペンの太さはそのボールペンの特徴によっても良い太さは多少変わりますが、0.5をオススメします。0.7だと理論の回答は書きやすいかもしれませんが、計算問題に書くときに太いので余白がなくなる可能性が少しでも高くなってしまいます(例えば間違えたところを2重線で消した後のスペースが小さくなってしまう。修正テープでも良いですけどね)。また、0.3だと理論の記述が細すぎてスピーディーに書きにくいです。
ただかなり個人差があり、文字を書くスピードや字の綺麗さは人によって全然異なってくるため、適正なボールペンも人によってもちろん異なります。本記事を参考に自分で購入して試して自分に合ったものを選んでいただければ、と思います。
あと、黒か青で答案用紙を作成しますが、定石は青色だと思います。模試や本試験でも青色で書いている人を見る方が多い気がします。理由は問題用紙や解答用紙に印刷された文字と差別化でき、問題用紙にチェックやマーク、下線を引く際にも目立たせることができるためです。
高い合格実績で選ぶなら資格の大原 税理士講座最もオススメのボールペンはZEBRAのブレン(blen)
私がおすすめするのは、ZEBRAの「ブレン」です。
水性と油性を混ぜ合わせたエマルジョンボールペン。スラリも人気ではありますが、その滑らかさは抜群で、「真の滑らかさ」を味わえるのはこのブレンであると思います。
なんやねん、真の滑らかさって。
理論でも計算でもオススメ。理論はスラスラ澱みなく書けるし、計算用紙に繊細な文字を書くことも可能。前まで理論と計算でボールペンを使い分けていて、理論はエナージェル、計算はブレンを使っていましたが、最近理論問題をブレンで解いてみたら、細くて文字がつぶれないし書くスピードが早い!!ということを実感しました。もうボールペンはブレン一筋でいこうと思います。
エナージェルは理論向き
以前は理論に関してはペんてるのエナージェルを使っていました。ゲルインキだと突っ掛かりがスラスラ文字が書ける気がしたからです。軽い筆圧で書くことができるので水性のボールペンのようにサラサラしている感じがあって気に入っていたのですが、にじみが全くない訳ではなく、0.5でも文字が多少太くなってしまい、多少読みにくい文字になってしまうのが欠点でした。
かなりはっきりした文字になるのですが、税理士試験はある意味速記大会でもあるので(消費税法は特に)、字は汚くなりがちです。その下手な文字が強調され、早く書こうとして小さい文字で書くと文字がつぶれてしまうのが私的には欠点でした。
筆記体のように続け字で記入すると普通に書くより速く文字が書けますが、エナージェルは続け字が書きやすかったと思います。ある程度太いペンの方が理論が書きやすいという人も多いと思うのでまだ試していない人は試してみては。
ジュースアップも好きだけど試験向きではないかも
パイロットのジュースアップもゲルインキのボールペンですが、こちらも書きごごちがよく、普段使いしたいボールペンではあります。エナージェルよりも先が細い感じがして試してみたこともあったのですが、液体感が強く、筆圧の調整が難しいと感じました。なんというか万年筆っぽくて、紙に着地した際にドバっとインクが出る感覚があります。ブレンよりははっきりした文字を書くことができるのでこちらも試したことない人は新鮮な感覚になると思うので試してみては。
ジェットストリームは計算問題なら使えるかな
ジェットストリームを使っている方はかなり多いと思います。10年くらい前なら最も人気があって書きやすいと言われていたボールペンでもあります。最近ではジェットストリーム超えの書きやすいボールペンがたくさんあるため、隆盛を極めていたジェットストリームの人気は影を落としたと言えますが、計算問題の解答ならオススメできるボールペンだと個人的には思います。
理論でも愛用している人は使いこなせる人も多いでしょうが、私はカリカリして、力の入れ加減では紙に引っかかるような感覚があります。でも昔は逆で、文字が滑らかすぎて滑ってしまう感覚がありました。ペンの太さの関係かな。太いと書きやすすぎて、細いとカリカリしすぎ。私の感覚ですが。
まとめ
いくつか税理士試験でオススメのボールペンについて書いてみましたが、一番のオススメは理論問題、計算問題の両方で力を発揮できるゼブラのブレンです。また、3色の方が重みがあって青1色のものより書きやすい気がします(青だけ他の2つより全然早く先になくなってしまう)。替え芯も大量にストックしてあります。
文房具店で試し書きしただけでは税理士試験とともに闘うボールペンを見極めるのはなかなか難しいのでぜひいくつか買って試してみてください。
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