「終わった・・・。」 気付いた時にはもう遅かった
筆者は一応税理士受験生なのですが、この間73回税理士試験の申し込みを忘れており、必死に勉強していたにもかかわらず、受験できないことになってしまいました。
ちなみに簿・財取済で、今年は消費税法を受験しようとしていました。(3回目、3度目の正直叶わず)。
仕事と勉強の両立は例に漏れず困難ですが、流石に3回目で、大原通信で勉強しておりましたが、答連でも良い成績を残してたので、正味余裕をかましていました。
12月の結果発表が58点で、9月から〜12月までは外販の計算の総合問題を週一回くらいのペースで解いていました。
↑大原に関しては、2024年対策の消費税の外販の計算問題集はインボイス制度導入により発売が遅れているそうです。
理論の方も自分でちょくちょく録音したものを運転中などに聞いており、定着している感がありました。
ちなみにTAC出版の書籍販売サイトで問題集等を購入する場合、ハピタスかポイントインカムを経由するとキャッシュバックがうけられます。
GW前に願書を取り寄せて、印紙と切手、証明写真も手に入れたものの、申込受付期間が「令和5年5月9日(火)から令和5年5月19日(金)まで」となっており、「まだ始まってないし書くのちょっとめんどくさいから横に置いとくか」と放置していました(申込が遅いほど、後ろの席になりやすく、集中して試験に望めるという話もあるので、いつも期限ギリギリに出していました)。その後、GWが終わり、仕事も3月決算の業務で追われて、勉強時間も工夫しながらなんとか捻出していた矢先、「そろそろ願書出さないとな」と思い受付期間を確認したところ。
「19日!!??」
今20日の午後9時・・・
めまいとともに吐き気が襲ってきました。
日が変わっており、もう遅いのですが、慌てて願書を作成し、次の日に速達で提出しました。あとで電話してなんとか受験させてもらおうという魂胆です(まあ余裕で無理だったんですけどね)。てか願書書くのめんどくさいとか思ってたけど、そこまでめんどくさくないですね。前は職業欄のところを記入するのが何年に〇〇入社とか書くのが煩わしかったのですが、今全然省略できるし、早く書いて出せばよかったマジで
税理士試験の申し込みは通信日が命
申込期限は令和5年5月19日(金)までの通信日付印のあるもの(料金後納又は別納郵便においては、令和5年5月19日(金)までに到着したもの)。通信日(受付印)が19日までであれば、その日以降に届いたとしても受理されます。
願書を提出したのが21日(日)の朝。通信日はもちろん21日。この時点で余裕で間に合っていないし、試験を受けられるワケないのですが、以下の理由により、何としても受験したかったのです。
- 筆者は今年の試験には受かる自信があったこと
- 年齢的にも仕事的にも合格しないと人生に多大なる影響を及ぼしそうなこと
- パラダイムシフト的改正であるインボイス制度導入前のラストの試験であること
特に③については予備校の講師からもインボイスが出題されるとなると、法律が非常に複雑になるため、ぜひ今回で終わらせてくださいとのことでした。インボイス制度導入により、予備校の消費税法の講義が今までは週1でしたが、週2になるんじゃないかと噂されるくらい。
2023年9月追記 インボイス制度導入後も週1講義は変わらないことがわかりました。
21日(日)に速達で提出したため、翌日の22日(月)には書類は国税局に到着します。履歴をネットで調べたところ翌日の午前中には配達済になっていました。対して19日(金)に提出したとしても、最近は土日の通常配達が無くなったこともあり、22日(月)に着くとは限りません。提出期限後に出した私の願書が、期限にギリギリに出した人のそれよりも早く到着しているのが想像に難くないですし、実際そうだったでしょう。しかし到達日がどうであれ、郵便局で受理された日が間に合っていなければダメです。
国税局との電話でのやりとり
もちろん受験はできるワケがない
21日は日曜日でしたので、22日に管轄の局の人事課に「申込期限を過ぎて郵送してしまいましたが、なんとか受験させてくれないか」と電話しました。電話の答えはもちろん不可です。どんな事情があるにせよ、いかなる理由でも、通信日が期限後であれば受け付けませんとのことでした。食い下がっても同じことを言われるのみ。貼付した印紙はどうなるか尋ねたところ、そういうケースはあまり今までなかったみたいで、保留され、2分後「郵送された書類は全てお返しします」という答えが返ってきました。
その3日後の夕方、もう一度国税局の違う人から電話がありました。「あなたの提出した願書は、通信日が申込期限に間に合っていないので、取消になります。次回からは余裕を持って提出してください。書類は書留で返却するので、確実に受け取りをお願いします」とのことでした。印紙は消印がしていないので、来年以降の試験でも使えるそうです。その後私が提出した書類がそのまま送り返されてきました。
受付開始日より前に提出することの可否
受付期間より前に提出したらどうなるかも尋ねましたが、その場合も受け付けませんと言われました。
ん〜国税局の担当者直々のアンサーですが、これは眉唾です。受け付けられたという人をネットで何人か見かけたからです。期限後に出すよりは全然マシですが、受付期間に提出するようにしましょう。
てか受付期間が短すぎると思う。10日くらいしかないって、仕事忙しかったり病気になったりして出せない人もいそうだし、そういう人の救済措置も全くないのはどうかと思いますな!
猛省
まあ、わあわあ言うても自分が悪いので、仕方ない。ですが、悔しくてなりません。次回からはスケジューラーに登録して、受付期間の真ん中くらいには提出するようにします。絶対に。皆さんも1年を棒に振ることのないよう、また予備校代をドブに捨てることがないよう、十分にお気をつけください。
資格の学校TAC<税理士>各種コース開講ちなみに、大原は今まで願書を送ってくれていたのですが、今年から送ってくれなくなりました。TACはもらえるのかな?願書の取り寄せができない人は、メルカリでもたくさん出品されているので、困った時は活用しましょう(私は出品も購入もしたことないど)。
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